2010年6月13日日曜日

第6回 いわて銀河100kmチャレンジマラソン

いや~ 辛かったですぅ~
何とかウルトラランナーの仲間入りする事が出来ました。

ここんところケガで練習量に不安を抱え、ベストタイムより制限時間内で走るペース配分を
練習してきましたが、正直66.5kmのレストステーション以降、体が動かなくなり辛さは
倍増し、そのたびゴールテープを切る自分の姿をイメージして、モチベーションを保ちました。

完走率70%以下の過酷なレース、まさに人間の限界に挑戦!
ゴールできた事、満足感は、何物にも代えられない自分の財産です。


午前3時50分
辺りはまだ暗いですが、ここが100kmのスタート 北上総合運動公園陸上競技場
750名(うち500名が県外)のランナーがスタートラインにつきました。

4時スタート 



いまや全国のランナーの間で有名な、ダースベーダが伊達政宗に降臨した姿で現れました。
この装備で100kmですからね~、普通のランナーは20kmしか持たないと思います。
30km地点まで並走し、ここの難コースの攻略法など色々アドバイスを頂きました。



50km地点 5時間10分
ここまでほぼ6分/kmペース ・・・・ちょっとオーバーペース、これから先は自分には未知の世界。


このコースは総高低、登り800m、下り640mの難コース、特に35km~57km地点で約400m登ります。
最大標高地点530m少し手前付近には、熊用の横断歩道?(笑)があったり小鹿が沿道で応援してくれました。



66.5km地点  7時間10分経過
レストセンターで20分の休憩・・・とは言うものの
痛いところだらけ、食欲減退で、何をしたらいいか分らず、とりあえず悲鳴を上げている膝にテーピング。
再び、重い脚を引きずり、走り始める。



78kmのエイドステーション手前で、異変発生。
ものスゴイ暑さで軽い頭痛、消化不良で吐き気が辛くフラフラに・・・ついにダウン。
エイドステーションで段ボールを借りて日陰に敷いて20分の静養。
この時、救護車が来て『大丈夫ですか?乗りますか?』
一瞬バスに乗りたい気持ちでいっぱいになりましたが、乗ったら最後、チャレンジは終了です。

まだ制限時間までに5時間あるので歩いてゴール出来る事を確信し、横に寝たまま
去っていくバスを見送りました。


80km地点 9時間42分 ※時計はSWから時刻表示に切り替え
大ブレーキで13.5kmを2時間42分かかってしまいましたが、復活してよかった~



90km地点 10時間52分
残り10kmを切れば気持ちが軽くなるので走れる・・・と思ったら大間違い。
体力は限界なので、気力で足を一歩づつ、、、あと2万歩。。。。 

ゴール 12時間24分38秒  (制限時間 14時間)
いや~ 超感動でした。